海も山も里もある南伊豆町は、自然の恵みの宝庫。
伊勢えび、金目鯛、海藻類、山菜、たけのこ、地場産の有機野菜、お米、いちご、メロン、鹿や猪のジビエなどなど多種多様な品種が揃います。その中でも明日葉やめかぶなど、南伊豆の名産でありながら、料理への活用が限られることが多い食材を組み合わせ、南伊豆でしか食べることができないスープをご用意しています。
なぜスープ?
素材をそのまま余すことなく摂取することができるため、栄養価が高く、吸収率もよい。
これから走り出そうというサイクリストの皆さま向けに、朝スープはエネルギーチャージとして最適な料理であると言えます。また食材の状態、例えば形や大きさなどにばらつきがあっても問題なく調理ができ、廃棄ロスの削減に貢献できることも、環境保全を目指すJU-ZAの取り組みにつながります。
スープのご紹介
季節や食材の入荷状況によって日替わりでご提供しています。
付け合わせは南伊豆産米のおにぎりorアイキッチンさん特製パン!
どのメニューになるかは、当日のお楽しみです♪
●明日葉とめかぶのトロトロ滋味スープ
「今日摘んでも明日には葉を出す」と形容されるほど、生命力に溢れる「明日葉」は、伊豆諸島に自生する日本固有の野草。ビタミンKやカルシウム、葉酸やβ—カロテン、ビタミンC、食物繊維など栄養満点で、丈夫なカラダ作りに効果あり。めかぶは食物繊維やカリウム、マグネシウムなどが豊富で腸の働きを活発にする海藻。エネルギー値は控えめながらも、明日葉とめかぶの滋養たっぷり、トロトロスープで朝の元気をサポートします。
●バターナッツかぼちゃのポタージュ
バターナッツかぼちゃの甘みに、白味噌・大豆ペーストでコクを加えた、濃厚な食べるポタージュ。抗酸化成分が豊富なかぼちゃや大豆を皮ごとミキサーにかけ、β-カロチンや食物繊維などの栄養もたっぷり。発酵食品の味噌との相性も良く、腸も元気に。ビタミンACEとたんぱく質、食物繊維、発酵食品で免疫力アップ、美肌効果もあるため、日焼けした肌の回復にもおすすめです。
●人参と甘藷のポタージュ
人参、さつまいもは皮も丸ごと使い、オリーブオイルの効果で栄養の吸収率をアップ。さつまいもは糖質としてのエネルギー補給にピッタリ。さつまいもを切った際に出る白色の液体はヤラピンという成分で、食物繊維との相乗効果により、腸の動きを整えます。やさしい甘みで満足感も十分のお腹に優しいスープです。
●南伊豆ロヒケイット
「ロヒケイット」とは北欧フィンランドの郷土料理。「ロヒ」が鮭、「ケイット」がスープを指し、フィンランドでは人生を温めるスープとして親しまれています。そんなロヒケイットを南伊豆版にアレンジ。金目鯛のアラを使用した洋風だし「フュメドポワソン」を使い、トマトベースとミルクベースの2種を仕立てました。
・トマトベース
香ばしい金目鯛の切り身やエリンギのソテー、セロリ・トマトのさっぱり感、トッピングのチーズのコクがマッチング。熱を冷まし潤いを与えるトマトは、口の渇きや暑さによるのぼせを改善。胃腸のはたらきをよくして消化も促進するので、食欲がない方や、体の巡りをよくして、スッキリ目覚めたい朝におすすめです。
・ミルクペース
ホロホロの金目鯛の切り身、ホクホクのじゃがいもやにんじんを、伊豆牛乳の優しさとレモンの爽やかな香りが包みます。じゃがいもやにんじんは非常に消化吸収が良い野菜。芋類のビタミンCは効果的に吸収できる野菜でもあります。ディルの香りのデトックス効果で、疲れた体を労りたい朝におすすめです。
東京観光専門学校カフェサービス学科監修
レシピの開発・監修は東京観光専門学校に依頼。授業での実習も交えながら、教育カリキュラムの一環として取り組んでいただきました。南伊豆町への興味関心を広めるため、今後も町外の事業者さまとも積極的に企画を行なっていきます。
食材の購入はこちら
今後も地域に深く関わり、さまざまな食材を発掘して参りますのでお楽しみに!