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TRIDE Minamiizu 2022 vol.2 〜 MERIDA X BASE → JU-ZA 〜
2023.01.22

JU-ZAのオープン1周年を記念して行われた「JU-ZA 1st Anniversary – TRIDE Minamiizu -」。

Vol.2では、2022年11月12日のオープン1周年に合わせて、伊豆のへそ・MERIDA X BASE(メリダエックスベース)からJU-ZAまで、距離約80km・獲得標高約1,800mを、E-BIKE(スポーツバイクに電動アシストユニットを取り付けした自転車)でサイクリングした様子をお届けします。

vol.1 〜伊豆地形とエリアごとの魅力を紹介〜 はこちら

自転車初心者のJU-ZAメンバーが、難易度が高いと言われる伊豆をE-BIKEで走り、その魅力を休憩場所や観光スポット、走り方のコツなどと合わせてご紹介していきます。

「伊豆サイクリングに興味があるけど、実際に初心者が走ったらどんな感じだろう?」という方から、「伊豆いちでおすすめの休憩スポットはどこ?」という方まで、伊豆サイクリングの参考になれば幸いです。

 

 

 

MERIDA X BASE集合!

今回の試走はJU-ZAアンバサダーを務める、元プロロードレーサー平塚吉光さんのガイドで行いました。

8時半に集合したのは、道の駅伊豆のへその中にあるMERIDA X BASE。ここは子ども用からハイクラスまでMERIDA国内取扱の全車種の展示があり、その全ての自転車のレンタルが可能な場所です。

 

MERIDA X BASEとは

ヨーロッパで高い支持を受けるスポーツサイクルブランド「MERIDA」が作った世界最大級のサイクリング施設。MERIDAの国内最新ラインナップを試乗できるレンタルバイク、E-BIKEでのサイクルツーリズム、プロの指導による講習会、レースなど各種イベントも開催している。サイクリストの休憩所として、ロッカーや源泉掛け流し温泉入浴も可能。

〒410-2315 静岡県伊⾖の国市⽥京195-2 伊⾖ビレッジ内
[TEL]0558-77-2727
[営業時間]9:00~17:00 年中無休(年末年始除く)

今回実施する「TRIDE Minamiizu」は、自転車初心者のJU-ZAメンバーが伊豆約半周にチャレンジする!という目的で企画したもの。自転車やコースについてはもちろん、何を準備したら良いか?どんな服装が良いか?まで、平塚さんに教えていただいたのですが、1番悩んだのが服装です。

「秋の伊豆」に最適なのは、平塚さん曰く「ランニングの時のような格好」とのこと。

もちろん自転車専用のウエアは各種あり、全て揃えられれば文句なしですが、主に経済的になかなか厳しい。。。特に普段からスポーツに無縁なJU-ZAメンバー向けに、下記の注意事項を共有し、それぞれできる範囲で準備を整えました!

 

  • 髪の毛が長い場合や汗が気になる場合はバンダナ
  • サングラスやメガネ(濃過ぎないもの)
  • ネックウォーマー(巻き込みの危険性があるのでマフラーNG
  • アンダーウエア(上)は、汗冷えの原因になるヒートテックNG。通気性の良い長袖。その上にTシャツまたはロングTシャツ。綿素材が良い
  • 上着はダボダボしないウインドブレーカー。フードなしの前開きできるものがベター
  • アンダーウエア(下)は、サイクルパンツ(お尻にパットがついているもの)がベター。その上に短パンや裾が細いズボン。伸縮性が良いものが○。硬いのでジーンズNG
  • 肌が出ると寒いので靴下は長いもの
  • スニーカー
  • 滑りにくい手袋
  • 携帯と1,000円くらいが入るリュックやポーチ


それぞれこんな仕上がりに。

MERIDA X BASEではヘルメットやグローブの貸し出しも行っています。安全面に関わるものなので、私達もお借りしたり購入したりきちんと準備。レンタルがあるのは大変ありがたいですね。

もう1点、これだけは絶対あった方がいいよと思うのは「サイクルパンツ」!

以前行った試走サイクリングで、体力は大丈夫だけどお尻が痛すぎてこれ以上は無理!ということがありました。普段から自転車に乗っていない方はお尻に自転車用の筋肉がついていないので、長時間のサイクリングでおしりがとても痛くなります。

そこで今回は全員サイクルパンツを購入し着用! おしりの部分にパットがあり、衝撃を軽減してくれます。さらにサドルカバー(ジェルパット)もお借りして、おしり対策は万全です。

E-BIKEはミヤタクルーズ6180をレンタル。初心者でも乗りやすく、伊豆の坂道にも耐えられるパワーも充分です。メカニックの方に基本的な乗り方を教わり、いよいよスタート!

 

 

出発してすぐに…

9時、MERIDA X BASEを出発。ガイドの後ろが一番走りやすいので、技術に不安がある人順に並びます。

ママチャリなど普通の自転車に比べてタイヤが細いため、ちょっとした段差・路面の凹み・水濡れ箇所も落車の危険性があります。ガイドの平塚さんが声を出して注意を促してくれるので、そうした箇所にも気付きやすく、少しずつ操作にも慣れていきます。

狩野川沿いは紅葉がすすみ、ススキの群生が秋風に揺れ銀色に輝いています。秋晴れの気持ち良い空気の中、順調に最初の休憩ポイントである修善寺を目指していたのですが、、、

出発して間も無く、なんとE-BIKEのペダルが片方外れてしまうというアクシデント発生。走行不能となったためMERIDA X BASEに引き返し、クランク部分を全て交換となりました。

まだ引き返せる場所だったのが不幸中の幸いとなりましたが、このトラブルでかなり時間をロスしてしまったので、休憩場所の道の駅・伊豆月ヶ瀬まで走ったら、その先船原峠までは全員車でワープ(移動)することに決定。

 

 

大仁の田園風景と周辺の歴史スポット

大仁インター付近に広がる広大な田園風景は素晴らしく、初めて来たはずなのに懐かしさを覚えます。里山の景色は単なる「自然」ではなく、人々が長い年月をかけて暮らしを積み重ねて作り出してきたもの。懐かしさを感じるのは、心の奥底の郷愁を呼び起こすからかもしれません。

この辺りには大河ドラマでも注目された修禅寺のある修善寺温泉・北条ゆかりの地・世界遺産である韮山反射炉などがあり、史跡巡りも楽しめます。

 

 

景色の美しい休憩ポイント、道の駅・伊豆月ヶ瀬

約30分走り、道の駅・伊豆月ヶ瀬に到着。おしゃれな外観は美術館のよう。土日は観光客が多く、駐車場も混雑している人気の道の駅です。

ここに来るまでもサイクリストの姿を多く見かけました。伊豆がサイクリストに人気だとは知っていましたが、意識してみると本当にたくさんの人がサイクリングを楽しんでいることに気が付きます。

 

道の駅・伊豆月ヶ瀬とは

館内から狩野川の美しい景色を眺めることができる、静岡県25番目の道の駅。しいたけ、わさびをはじめとした農産物やこだわりの品を購入できる販売所、レストラン&カフェがあります。

この先は昼食予定のわさびの駅まで、トイレやコンビニがない区間となります。伊豆サイクリングにおいて月ヶ瀬は重要な休憩ポイント。トイレと水分補給をしっかり済ませます。

 

 

温泉やカフェも

11時半、自転車をサポートカーに積み込み、月ヶ瀬インターから西伊豆スカイラインへ車でワープ(移動)します。

狩野川の支流、船原川沿いの道を土肥方面へ。この道沿いには日帰り温泉「ほたるの湯」があります。お湯の評判が良く、訪れてみたいスポット。1本南側の県道124号線沿いも雰囲気のいいカフェや足湯があり、次回サイクリングの楽しみが広がります。

 

 

西伊豆スカイライン、アップダウンのある道の走り方のコツ

11時45分、船原峠への分岐点に到着して、再びサイクリングスタート。走り出しはいきなりの登り坂。まだ体がほぐれていないため、少しきつく感じました。船原峠の分岐点を左折し、いよいよ西伊豆スカイラインへ。

伊豆のサイクリングがハードだと言われる理由に、アップダウンの多さがあります。

高低差よりも、アップダウンが何度も繰り返されることで、徐々に体力を消耗していく伊豆サイクリング。長距離サイクリングで大切なのは“パワーを一定に保つ”こと。登りでも平坦な道でも同じパワーで踏み込むことで、持続力が保たれます。坂道だからと頑張ってしまうと、後に続く道で使うべきパワーを使ってしまうことになるため、いかに体力を温存して最後まで走り切るかが鍵になります。

 

 

海と山を隔てる尾根を走る

走り始めは余裕がなくて近くばかり見ていたのですが、平塚さんから“遠くを見てみましょう”と言われて視線をあげると、バランスが安定して走れるように。そして挙げた視線の先には、向かって左側に天城山をはじめとする伊豆の山々、右側に日本一の深さを誇る駿河湾が広がっていました。

こんな風に山と海を隔てる尾根を自転車で走れる道は、なかなか貴重ではないでしょうか。そのためか、西伊豆スカイラインでは多くのサイクリストを見かけました(ちなみに1文字違いの「伊豆スカイライン」は半島の東側を通る有料道路で、自転車の通行はできません)。

気持ちに余裕が出てくると、周りの景色がより一層鮮やかに感じられます。カーブやアップダウンごとに目の前に広がる絶景に歓声が漏れ、自然に笑顔になる。これが自転車の楽しさなのかと感激の連続です。

 

 

E-BIKEのアシスト力と時速の関係

伊豆のアップダウンを乗り越える力強い味方、電動アシスト自転車のアシスト力は時速によって変化します。

時速約10kmまでは漕いだ2倍分のアシストがかかり、それ以降は徐々にアシスト力が低下、時速約24kmで0になります。つまり速度が上がれば上がるほど、アシスト力は下がっていきます。

初心者の登坂時の時速は大体7km~9km。常にフルアシスト状態となります。上り坂でも下り坂でもパワーは一定に保つように漕いでいれば、アシストのおかげで体力的には平坦な道を走っているのとほぼ同じ状態で登り続けることが可能です。

これが平塚さんの場合だと登坂時でも時速10km以上となるため、アシストがあまり効かない状態になります。そうすると電動アシスト自転車は、普通の自転車よりも重量があるので、余計な負荷がかかってしまうことに…。

下り坂はもちろん、平坦な道では私たちでもアシストはほぼ効かない状態になる。そう考えるとE-BIKEは早く走るというよりも、楽しみながら走るのに向いているといえますね。

 

 

下り走行のコツは?

さて、E-BIKEのおかげで登りはかなり楽しく走れたものの、逆に怖かったのが下り走行です。特に直線で直滑降のように降りていくような坂道は、体が吹っ飛ばされそうな恐怖がありました。自動車のスピードを落とすための路面の凸凹も、自転車だとダイレクトに振動が体に伝わり、ハンドルやブレーキを握る手がぶれてしまいます。

平塚さんに伝えると、「両足でトップチューブを挟むと良い」とアドバイスをいただきました。自転車は通常ハンドル、サドル、ペダルの3点でバランスを取りますが、トップチューブに支点をプラスすることで自転車を押さえる力が増すそうです。そうしてみると確かに格段に安定感が増しました。

 

 

風見峠から仁科峠へ

12時半、休憩をとります。仁科峠の手前、風見峠は絶景の休憩ポイント。

先ほど追い抜いて行ったサイクリストの方たちの姿もありました。JU-ZAでもラウンジでよくお客様同士が自転車談義をされていますが、こうして走り、幾度も出会い、自然と仲間になるのかもしれませんね。

12時45分、仁科峠に到着。標高は900m。眼下に駿河湾の深い青が美しく広がります。“いつか西伊豆スカイラインを自転車で走りたい”という願いが叶って、とても嬉しい!

ここから先は県道59号線(伊東西伊豆線)を下って松崎町に向かいます。

仁科峠から松崎までは車のすれ違いが難しい細い山道。交通量は少ないのですが、それゆえにスピードを出す車もいるので注意が必要です。

 

 

わさびの駅で昼食休憩。地元の食をいただく

宇久須温泉や黄金崎公園方面へ下る県道410号線との分岐を、松崎方面へ抜ける県道59号線へ。初めてここを車で通行した時は、カーブの連続で見通しが悪く、道路の凸凹や亀裂も見受けられ、サイクリングはなかなかハードそうだなと思ったのですが、なんと意外に走りやすい。道路の補修が入ったのだとしたらとても嬉しい! ひっそりとした山中を、草木の呼吸を感じながら快適に下ります。

13時20分、本日の昼食休憩場所であるわさびの駅に到着。(天城にあるわさびの里と混同しやすいのでご注意を。)

ここでは天城山系地下1,000mから汲み上げた深層水を、1回100円で2分間、約15リットル取水することが可能。売店・食堂・トイレもあるので、このルートを走るサイクリストには絶好の休憩場所になっています。

日本一のわさび産地である静岡県。わさびの駅の食堂では、そのわさびを存分に楽しめるメニューが揃っています。

メンバーがいただいた「西伊豆定食」はアジの干物(健水使用)、ハーフサイズの塩かつおうどんとわさび丼に、お味噌汁(日替わり)、さらに2点盛り(日替わり)とボリューム満点。満足度が高い!

私達の自転車を見てお店の方が話しかけてくださったのですが、その流れでオーナーさんが「サイクリスト向けサービスがあると良いよね!」と。そしてなんと、2023年1月10日から二輪車(バイク・自転車)で来場した人にドリンクの無料サービスがスタートいたしました! 伊豆サイクリング、ツーリングの際には、ぜひランチと合わせてご利用ください♪

 

 

西伊豆名産品の「塩かつお」とは

ランチのうどんに添えられていた「塩かつお」は西伊豆の名産品として有名。

西伊豆の田子港はかつて静岡県でも有数の鰹一本釣り漁港でしたが、塩かつおはそんな漁師町で縁起物、お供え物として伝承されてきた鰹の塩漬けのことです。

日本ではハレの日に特別な魚を食べる文化があり、その中でも特に正月に食べる魚を「正月魚」と呼びます。西伊豆の正月魚はこの塩かつお。以前はお正月に田子地区を訪れると各家に陰干しされた「塩かつお」が見られました。現在では田子水産農協が商品化し、伊豆各地で土産品として販売されています。

人々の暮らしの中で育まれ、長く伝承されてきた地域の産物。塩かつおも、もともと長い冬の保存食としての必要性から鰹を塩漬けにしていたものが、正月の縁起物となり、町の特産物としてさまざまなお土産として販売されるようになりました。

日本中でそういったストーリーのある特産品が次々に脚光を浴びているわけですが、それらが受け継がれてきた背景には、さまざまな軋轢の中、前に進もうと旗を振り続けてきた地域の人たちがいます。“生み出すことと同じくらい、続けていくことも難しい”と、地域振興に関わりながら常に感じています。

わさびの駅がある西伊豆町も、南伊豆町と同じく過疎化が進行していますが、町として面白い施作(釣った魚を地域通貨で買い取る「ツッテ西伊豆」、後述のやまびこ荘など)に取り組んでいて、活気がある印象です。南伊豆町もぜひ続きたいものです。

わさびの駅ではSNS投稿での特典もあり。お腹いっぱい満足で、後半戦に突入です。

 

  

観光スポットや温泉宿泊施設も。仁科川沿いの集落大沢里(おおそうり)

わさびの駅を14時半に出発し、しばらくは下りが続きます。沢のそばを通るたびに冷気が吹き上げ、冷え込みを感じます。真冬には路面が凍ることもあるとか。体の冷え防止に着込んだパタゴニアのベストのおかげで快適に走行。腕も動かしやすく着脱しやすいベストは、秋〜冬のライドで重宝しそうですね。

仁科川沿いの小さな家々が並ぶ山間の集落を大沢里(おおそうり)といいます。自転車初心者がサポートカーなしで今回の行程を走る場合、この辺りで一泊というのが順当とのこと。廃校となった木造校舎を再利用した宿泊施設として知られ、堂ヶ島温泉郷の湯も楽しめるやまびこ荘に宿泊してみるのも面白いかもしれません。周辺の観光スポットとしては仁科鉱山、山伏石、富貴野山宝蔵院(松崎町)などがあります。

 

 

なまこ壁の町 松崎町

下り切った後は、鮎釣りも盛んな清流、仁科川に沿って松崎港へ向けて平坦な道をひた走ります。道の突き当たりにくると前に海が広がっていて、自転車で走って行くとそのまま海へと飛び込んでいくような感覚に。平塚さんも、伊豆サイクリングでお気に入りのスポットだそう。(どんな風景かは、ぜひご自身で体験してみてください!)

県道59号線から左折して136号線に入り、松崎町の西日の差す銀杏並木を走ります。松崎町は興味深い史跡が多く、なまこ壁造りの建物は特に印象的です。

 

なまこ壁について

なまこ壁は、防火性、保温性、保湿性に優れ、明治時代から昭和初期まで各地で見られた外壁の工法です。平瓦を壁に貼り付けて目地を漆喰で海の生き物である“なまこ”のように盛り上げることから名付けられました。

明治初期の松崎では、養蚕と絹の輸出ブームで富を得た人たち、林業や漁業の発達で豊かになった人たちが競うようになまこ壁造りの家を建設しました。なまこ壁は職人と風土、産業が活発化した時代の産物と言えます。松崎のなまこ壁としては近藤平三郎生家が有名で、家のある通りは「なまこ壁通り」と呼ばれています。

実はこの近藤平三郎さんに縁のある方が、JU-ZAメンバーと繋がりがあることが判明し、ますます南伊豆との深いご縁を実感したりするのでした。

松崎町から自転車を積み込んで、雲見大橋までの富士見彫刻ラインを本日2回目のワープ。

「富士見彫刻ライン」は沿線に21体の彫刻が並んでいます。4月上旬の桜の見頃には、駿河湾の青や松の緑、桜のピンクに白い彫刻が映えるこの道ですが、夜間に通るとライトに突如浮かび上がる彫刻に、軽いホラー映画気分を味わえるかも?

 

 

夕景のサイクリング

16時、雲見大橋に到着。走行の準備を行います。

この付近にある雲見温泉は、昭和30年開湯と歴史は浅いですが、風情ある町並み、絶景の千貫門、そしてダイビングスポットもあり人気です。

松崎町は「世界でいちばん富士山がきれいに見える町」と宣言をしています。その言葉に違わず、この日も夕景の向こうに見える富士山は絵に描いたような美しさでした。

そんな夕景に別れを告げ、本日最後のライドがスタート。

陽もだいぶ落ち、疲労も溜まっているのですぐに対応できるよう、サポートカーはなるべく細かい間隔で停止して見守ります。

南伊豆町に入ると夕日ヶ丘の展望広場で素晴らしい夕焼け空が待っていました。

まさに水平線に沈もうとする太陽と共に、最後の下りを走ります。

子浦漁港へ向かいながら、ウルトラマラソンの走者を追い越しました。この日は「南伊豆町みちくさウルトラマラソン」の開催日でした。南伊豆の気候の良さ、アップダウンを活かして年数回行われ、盛り上がっているウルトラマラソン。JU-ZAも今後南伊豆町の事業者として何かしら関わっていけたらと思います。

17時、子浦漁港に到着。伊豆サイクリング前半は無事終了!

JU-ZAのスタッフにとっては車で何度も通ったことのある道でしたが、E-BIKEで走ると、見えるもの、聴こえるもの全てが新鮮! 心地よい疲労感と、ワープはしつつも走り切ったという達成感のある、大満足の初伊豆サイクリングとなりました。

しかしながら、今回の行程は私たちのような自転車初心者にとってはかなり難易度が高く、ガイドの平塚さんやサポートカーの存在があってこそできるもの。これから自転車を始める、または初めて伊豆を走るという方は、途中で一泊したり、もっとこまめに休憩したりと余裕をもった日程をおすすめします。

また今回サポートカーを止める場所やタイミング、休憩時に必要なものなど、サポート側の視点もいろいろ学ぶことができました。お客様にこの伊豆サイクリングの感動を味わっていただくべく、JU-ZAがしっかりサポートできるようなイベント開催を目指していきたいと思います。

次回更新のvol.3では、いよいよお客さまと一緒に1周年を祝う南伊豆の幸いっぱいのBBQ、翌日の南伊豆ライドの様子をお届けします。どうぞお楽しみに!

 


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〒415-0532 静岡県賀茂郡南伊豆町子浦1669

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